風邪をひくとさまざまな不快症状があらわれます。
風邪は呼吸によって吸い込まれたウイルスが原因で起きる病気ですから鼻やのどなど直接外気に接する部分に最初に症状が出ます。
寒気、鼻づまり、のどの痛みなどは風邪のもっとも初期の症状です。
この症状が悪化するとやがては体の中でウイルスが暴れて頭痛、嘔吐、下痢などの内蔵症状が出ます。
最悪、高熱からの脳障害が起きたり肺炎などが引き起こされて乳幼児や高齢者では命にかかわるような事態まで進行することもあります。
風邪をひいた時には初期症状の内に的確な対処をしなければならないのです。
コルゲンコーワIB錠TXの成分と効果
コルゲンコーワIB錠TXの成分でもっとも多く含まれている成分はトラネキサム酸という抗炎症剤です。
初期症状であるのどの痛みに作用して炎症を抑え、炎症による発熱をおさえます。
イブプロフェンもトラネキサム酸と同じく抗炎症剤です。
二つの抗炎症剤でのどの炎症を徹底的に抑え込むのです。
初期症状の内に抑え込むことで風邪が内蔵症状まで悪化するのを防ぎます。
グアイフェネシンは風邪薬ではよく使われる去痰剤です。
d1-メチルエフェドリン塩酸塩が気管支を広げ、ジヒドロコデインリン酸塩が咳中枢に働きかけて咳を止めます。
咳対策でも三種類の薬が相乗効果的に働きます。
また、dクロルフェニラミンマレイン酸塩は鼻炎をおさえ、くしゃみや鼻水を防止します。
無水カフェインは眠気や倦怠感を解消します。
すべての含有成分が、それぞれ有効に作用してのどだけではなく、鼻などの風邪の症状をおさえて初期段階で風邪を治すのです。
コルゲンコーワIB錠TXを服用してはいけないない人
コルゲンコーワIB錠TXは乳幼児や小児は服用できません。
15歳以上の人のための薬です。
当然、授乳する人は服用できません。
もし、授乳中の女性が服用する場合には一旦授乳を中止します。
以前に風邪薬でアレルギー症状やぜんそく症状を起こしたことがある人も服用できません。
再び重篤な症状を起こす可能性があるからです。
また、他の風邪薬や去痰剤、アレルギー剤、乗りもの酔い薬、鎮痛剤、鎮静剤などを服用している人は服用できません。
何らかの薬を服用している人や他の病気の治療をしている人は必ず医師に相談しましょう。
コルゲンコーワIB錠TXを服用して気をつけること
コルゲンコーワIB錠TXを服用すると眠気が出ることがありますので、車の運転や機械の操作をしてはいけません。
また、服用後飲酒をしてはいけません。
継続して5日間以上服用できません。
風邪というもっとも一般的な病気の初期症状の薬ですが、漫然と飲み続けるのはよくないのです。
4、5回服用を続けても症状が改善しない時には医師の診断を受けましょう。