運動をするというのは体にとても良いことです。
といっても、この場合の運動というのは、激しい運動とか、筋肉をつけるための運動というのではなく、もっと軽いリラクゼーションを含んだ運動のことです。
体というのは動かさないとだんだんとその状態に慣れてきてしまいます。それは錆びてきた自転車と一緒です。自転車も放置しておけば、何もしない状態であっても、どこかしら不具合が生じます。自転車をできるだけ大切に乗りたいと思ったら、適度に動かしてあげることが大切です。しかし、だからといって、過度に動かしてしまうと、故障の原因になってしまうので、適度な動きをすることが大切になってくるのです。ですから、体のことを考えてみても、軽い運動をするということはとても必要なことでしょう。
特に、普段あまり体を動かさないような人は意識をして動かすようにしましょう。会社に務めている人でも、内勤のOLさんなどは激しい肩こりに悩まされたり、体の節々が痛んできたりしてしまいます。そういうことのないように運動をするように意識するのです。
なぜ運動?
では、その運動というのはどういう運動が望ましいのでしょうか。その時に考えて欲しいのが、ごくごく軽めの誰もがすぐにできる運動です。
では、なぜそういう運動が良いのでしょう。
体を普段からあまり動かさない人は、得てして運動が苦手な人、あるいは運動に対して苦手意識を持っている人が多いようです。そのために、運動をしようという気持ちになると、逆にそれがプレッシャーになり、続かない場合が多いのです。健康のためという名目でジムに入会したとしても、最初のうちは一生懸命通うのですが、だんだんとそのことが負担になってきて、通うことがプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。それで嫌な気持ちだけが残るのです。
だったら、ジムなどに頼らず、もっと気楽に自分で体を動かせるものを考えるというのも良いでしょう。そのひとつの例がウォーキングです。これだったら誰でもすぐに実践することができます。そして、比較的簡単なので長続きすることもあるのではないでしょうか。
特別な道具も必要ないですし、ウェアなどもいちいち揃えなくてもすみます。場所も選びません。それこそ通勤途中に少し長めに歩くだけでも良いのです。自分の好きな音楽をBGMに、ひとつ手前の駅で降りて歩くだけでも、かなりの運動量になります。また精神的にもリフレッシュするのでおすすめです。そういう軽い運動を続けるようにしましょう。