年末年始すごし方
年末年始、みなさんはどんな風にしてお過ごしになりましたか。
連日の飲み会、忘年会、年越し、お正月で、生活のリズムがすっかり狂ってしまって、なかなかいつものリズムを取り戻すことができないという人も多いのではないでしょうか。
特にこの時期は睡眠不足になる人が続出するらしいです。
年末に仕事が忙しすぎて、ゆっくりと眠れなかったという人も多いでしょう。
あるいは忘年会が続き、朝帰りが増えたために寝不足という人もいるはずです。
遊びにせよ、おつき合いにせよ、そういうことが続くと、ついついリズムを崩してしまいがちです。仕事の時はどこか緊張感があるので、体だけではなく、精神的な面での疲れが知らず知らずのうちにたまってしまいます。遊びの時は今度は逆にその時は楽し過ぎるから、疲れていることに気づかず、あとで、どっと疲れが出るということにもなりかねません。
いくらうこんなどのドリンク剤を飲んでいたとしても、なかなか体の疲れを取ることはできないでしょう。そういったサプリメントは、ある程度アルコール分を消化させるという作用はしますが、根本的な体力回復には役に立たないことが多いのです。
時間的にどうしても睡眠を削ってしまいがちなのは良くわかりますが、できれば、睡眠を十分取ることをおすすめします。
たとえば、風邪を引いたり、体調が悪かったりすると、不思議と良く眠れるということはありませんか?それは、体が睡眠を欲しているということなのです。とにかく長時間寝るということは、体の機能を回復させるには最適の方法なんですよ。それを体が良くわかっているから、疲れている時や体力が弱っている時などはぐっすりと眠ることができるというわけなのです。
ところが、この睡眠、不思議なことに、ただ睡眠時間を長く取れば良いというわけではなさそうです。寝る時間というのもとても大切。
具体例
具体的な例を挙げると、1日最低7時間寝ないと体力が持たないという人がいたとします。そういう人が、夜遊びをして、朝の6時に帰宅するとしましょう。それから7時間寝ると起きるのが昼の1時ぐらいになります。これで7時間寝たことになるので、計算上は体力は回復するはずです。ところが、普段の生活とリズムが崩れていると、疲れが残ってしまうことになるのです。その前に起きている時間が長くなってしまうために、そこでリズムが狂うというわけです。
理想的なのは、いつも12時就寝、7時起床という生活をしている人は、その時間に近い時間帯で睡眠を確保することです。せめて2時に寝て9時に起きるぐらいにしておいた方が疲れは溜めにくくなります。
もちろん、諸般の事情でなかなかそういうわけにはいかないということもあると思いますが、とにかく睡眠はできるだけ長く確保できるような状態にしておくことが体力を維持するためには必要なことだということを頭に入れておきましょう。